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06/03/13 13:55:00

「STILE CORSE 参戦延期」に関してGTA事務局長コメント

 3月13日に発表された「STILE CORSE」のスーパーGT参戦延期に関して、GTアソシエイションの加治次郎事務局長よりコメントがリリースされました。


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Press Release
2006/03/13
GTアソシエイション

STILE CORSE参戦延期について

 2006年3月13日、#51 マセラティMC12を駆る「STILE CORSE」より、スーパーGTへの参戦延期の連絡が正式に届きました。開幕戦から同チームの走る勇姿を心待ちにしていたファンの皆様方にとりましては、残念なこととなりましたが、同時に、バラエティに富んだ車種の参戦と激しいコンペティションの維持の両立を目指すGTAとしても、残念な結果となりました。

 インターナショナルシリーズ化を経て、様々なトライアルを重ねていた昨季、かつてJGTCを、また世界最高峰の耐久レース・ルマン24時間を制したチーム郷が、2006年シーズンに、ヨーロッパでは敵無しのGTマシン「マセラティMC12」で参戦するという計画が決定しました。そのようなハード/ソフトともに一流のチームであれば、マシン性能の差は調整可能な範囲であり、十分既存の方法で参戦環境を整えることが可能であると考えました。

 そこでGTAとしては、同車両が本来持つ性能を充分に発揮できるよう、スーパーGTよりパワーウエイトレシオで格段に有利なFIA-GT規則のままの最低重量とリストリクター径、FIA-GTで使用されてきたカーボンブレーキの使用許可など、GT500レベルに引き上げる目的で、様々な最適化策を導入しました。

 3月3,4日の両日、鈴鹿サーキットで行われました今季初のGTオフィシャル合同テストに、同車はその仕様で参加しましたが、スーパーGT各レギュラーチームのGT500トップクラスとはタイム的な差も大きく、結果として、STILE CORSEは「さらなる速さのために、空力開発の必要があり、時間とコストを含め、どのように対応すべきか検討する。」という形で参戦延期を発表されました。

 この現状が意味することは、現在のGT500クラスのパフォーマンスレベルは、世界的にみて最高レベルとなっており、海外で実績を残しているハイパフォーマンマシンに手を加えたレベルではなかなか追いつくのが困難、ということです。そういった既にハイレベルな競争をお見せできていることを踏まえたうえで、さらに魅力的なシリーズとするために、GTAとしては、掲げる3本柱の一つ「世界からの挑戦」を受ける(門戸開放の)姿勢を崩さず、共存可能な新規レギュレーションの開発とその運用の研究を続けていく所存です。

 3月5日に鈴鹿サーキットで行われた「2006 AUTOBACS SUPER GT シーズン概要記者発表」で触れさせていただきましたように、2006年シーズンは、エンジン位置・駆動方式ハンディ・前面投影面積ハンディ・高地サーキットでの自然吸気エンジン救済などのメカニカルな車両特性の差による性能調整を一旦保留し、レース中のラップタイム等の実績による新たな性能調整の仕組みを追加して導入することを発表しました。既存の方法とは違う視点で性能調整を機能させ、より開かれた参戦環境の提供と競争環境の維持を目指して行きたいと考えています。

 参戦を延期したSTILE CORSEに対しては、空力面での改善の為に新たな条件を検討する予定ですが、他の特認車と同様、チームからの要請が無ければ具体的に検討することが出来ず、その要請を待つという状況です。STILE CORSEがどのような解決手段をとられるのかに関してはチームの方針を尊重しますが、GTAとしては早い段階での参戦実現を期待しております。

 
GTアソシエイション 事務局長
加治 次郎

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